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お知らせ

201901.11

2019年 年始の御挨拶

 皆さま、お正月はどの様に過ごされましたでしょうか。

 ご家族や親しい友人が集まった楽しいひとときは過ぎ去り、あっという間に暦も半ばとなりました。そして、昨年11月、地域にバレエ・ダンスアートを育てる会主催の大舞台「本公演」も夢の出来事のように遠くなっています。

 30年続いた平成の時代もあと僅か。新しい元号の新時代はもう目の前に迫っていますが、美智子皇后様が退位なさることは私には大変淋しいことです。美智子様が皇太子妃になられたのは今から60年前。私が16歳の時でした。美しい美智子様のお姿に憧れ、テレビや雑誌を見ては夢中になっていたことを思い出します。

 青春の多感な時期に心が動かされた出来事は鮮明に記憶に残り、今尚、折に触れてよく思い出します。今年もかむろスタジオの活動が、皆様の心に良い思い出を残していけたらと心から願います。

 さて、新しい元号はどんな歴史を紡ぐでしょうか。

 新年早々に入ってきた「明るいお話」をひとつ。江戸時代の天才絵師・伊藤若沖(じゃくちゅう)の絵画展がイギリスで盛大に行われ、その作品を一目観ようと並ぶ地元の人々の長蛇の列が放映されました。日本の歴史的な文化財が時間、言語、文化を超え、異なる国でこの様に評価されていることはとても喜ばしいことです。戦国時代の後に続いた江戸時代は歌舞伎、浮世絵など芸術、文化が百花繚乱と咲き誇り、庶民にとっても、それらを楽しめる豊かで開放的な時代だったのです。 

 日本は、世界に誇る最古の長編小説「源氏物語」を生み出すなど、小さい島国でありながら世界の歴史に良い影響を与えています。いにしえの建国から2000年。国が亡びることなく連綿と歴史を紡いできたのは唯一日本だけとのこと。そのDNAが私たちにそれぞれにいろんな形で受け継がれているとしたら・・・。

 こんなことを考えると、もう、十分出し切った!と思ったエネルギーもまた湧き上がってくる様に励まされます。今年もいいアイデアが生まれ、スタジオの活発な活動となります様、刺激、そしてご声援、何卒宜しくお願い申し上げます。

 さて、3月3日長岡リリックホールシアターで、J&Bジュニア生以上の出演による恒例のP&C2019(パフォーマンス&セレモニー2019)を開催します。プログラムは、バレエ・ダンスのエクササイズをステージ上で段階的な成長が分かりつつも楽しい振付にアレンジした圧巻のパフォーマンスとアカデミー生の高校卒業をお祝いする感動のセレモニーとなります。

 上級生のクオリティの高い内容をJ&Bスクール生の子ども達をはじめ、ご家族、親しい皆様にご覧いただく絶好の機会です。是非、ご来場くださいませ。

 2019年、今年も宜しくお願い致します。

 J F B + H 代 表 か む ろ 真 鶴

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